EPTバルセロナ2022での日本人ITMプレイヤー全31名を紹介。日本人プレイヤー頂点の10傑を紹介!
ITM回数:2回
獲得賞金:€17,280
10位はHiroshi Nishiyama氏。同氏は生涯獲得賞金US$350K超の国内ランカー。近年より活動の場をアジアから欧州のMiddle-High(€3,000~€25,000)ステークスに移した。その結果、ITM額が1百万円単位(€7,000~)となり活躍次第でさらなる高みに到達するチャンスを秘めている。同氏の強さはLong Run率の高さ。記録されている30を超えるITMの中で、90%以上がセミFT(16位以内)に進出。底が見えないベテランプレイヤーの更なる活躍に期待したい。
ITM回数:3回
獲得賞金:€18,640
9位はつぐ兄。同氏はEPTトロフィーを5つ持つ、生涯獲得賞金US$2.3M超の国内トップランカー。ホームであるEPTでは開幕戦から参戦し、結果を残した。過去にBuy-in US$250KのSuper High Rollerに参戦した経験のある正真正銘のHigh Rollerであるにかかわらず、サテライトも積極的に参戦。また日本人6人が参加したBuy-in €25,000の♯41ではHigh Roller仲間と交流を深めた。間違いなくEPTバルセロナを最も楽しんだプレイヤーの1人であり、大会が終了してなお日本人1位に君臨している事実は大きい。
ITM回数:2回
獲得賞金:€19,160
8位はKen【King】氏。同氏は生涯獲得賞金US$290K超の新宿系プレイヤー。高級ブランドを独自のスタイルで着こなす様はファッションの聖地ヨーロッパでも絵になる。気の置けない仲間たちと共にEPTバルセロナに参戦。バルセロナの地を楽しみつつ、自身はBuy-in €10,300の#51 High Rollerで結果を残し10傑入りを果たした。盟友たちと共にHigh Rollerに参戦する人生はポーカープレイヤーの理想であり、最終系。
ITM回数:1回
獲得賞金:€20,480
7位は丼氏。同氏はポーカー関係者を妻に持つ港区系ポーカープレイヤー。妻と子と共にバルセロナ入りをし、家族と地中海を散策しつつ、自身は高額トーナメントに参戦。Main EventではDay1をショートで通過ながら、常に優勝を意識。気づいたらDay3で日本人唯一のプレイヤーとなり、最終的には日本人最高の83位に到達。Main Event以外ではHigh Rollerにも参戦。家族の応援を力に変え、大舞台での飛躍を誓う。
ITM回数:3回
獲得賞金:€20,740
4位はやんかな氏。同氏は2022年デビューの新鋭プレイヤーで正体はジュネーヴ在住の会社員。EPTモンテカルロでのデビュー戦が優勝という超新星。EPTバルセロナでは#53でのFT進出を含む3つのITMを達成し、一発屋でないことを証明。参加ステークスが€1,000前後ながら、デビュー4ヵ月で2度の€10K超を記録。実力的にMiddleステークスでも戦えることは間違いない。BRの構築が理想的に進んでいる中、やんかな氏が次はどこに向かうのか注目したい。
ITM回数:3回
獲得賞金:€32,490
5位はMotokatsu Uhara氏。同氏は5大陸を渡り歩く日本で最もフットワークの軽いトーナメントプレイヤー。6-7月のラスベガス遠征では日本人で唯一WSOPとWPT Venetianの同時ITMを果たした。ラスベガス後は北キプロスで優勝・準優勝を含む4つのITMを達成、その足でEPTバルセロナに参戦した。バルセロナでも好調を維持。#6で日本人最高位、Main Event ITMと立て続けに€32,490を稼ぎ出した。そしてEPT終了後は北キプロスに帰還。神出鬼没でUnstoppable。Mokatsu Uhara此処に在り。
ITM回数:1回
獲得賞金:€38,350
4位はみさわプロ。同氏は日本を代表する専業プレイヤー。オフシーズンはコーチングや国内アミューズで講習会の講師を務める等、ポーカーの収入で妻子を養う真のプロ。WSOPでは5年ぶりにMain EventでITMを果たし、良い流れでEPTバルセロナに参戦。しかし、まさかの大苦戦を強いられ、辿り着いたのは#51 Buy-in €10,500のHigh Rollerトーナメント。盟友たちが健闘する中、自身が日本人最高位に輝いた。パワーソングは玉置浩二『田園』、これはトーナメントプレイヤー必聴の名曲だ。
ITM回数:1回
獲得賞金:€79,080
日本人3位はHirokazu Kobayashi氏。同氏は前回大会のEPTバルセロナ2019でHigh Rollerトーナメントを2度ITMし、計€200Kを稼ぎ出したプレイヤー。相性抜群のバルセロナで2022年は333人参加の#55で準優勝。一太刀で日本人3位となる€79,080を獲得した。準優勝は今季のEPTバルセロナで日本人が到達した最も高い順位。生涯獲得賞金の55%をバルセロナで叩き出す国内ランカーは20傑目前。彼の本格参戦は上位陣の格付に変動を与えること間違いなし。
ITM回数:6回
獲得賞金:€121,303
日本人2位は北嶋隼人氏。WSOPで活躍後、一時帰国した日本で早速JOPT優勝。EPTバルセロナにはJOPT PPC王者として参戦した。今年に入り高勝率を誇る同氏は欧州ポーカー首都でさらに加速。二日に一度のペースでITMを積み上げ、最終的には日本人最多6度のITMを達成した。極めつけはBuy-in €10,500の#60。今大会では積極的にHigh Roller Eventに参戦。最後のチャンスでで3位入賞、自身初の10百万円超の賞金(€84,390)を獲得した。今年に入りITM20回目前。獲得賞金の日本人ランキングがTOP10入りするのは時間の問題か。
ITM回数:3回
獲得賞金:€196,850
日本人1位はYasuhiro Waki氏!かつて腕を鳴らしたプレイヤーが約10年ぶりに世界の舞台に帰ってきた。初のEPTではBuy-in €1,050のエントリーから€25,000のHigh Rollerまで幅広く参戦。国内のトップランカー、High Rollerが集結したBuy-in €25,000のSingle-Day High Rollerでは日本人唯一の生還。EPTバルセロナでの日本人最高賞金額である2,600万円(€185,190)を叩き出し、その勢いで全日程で日本人獲得賞金1位の座を獲得した。EPT終了後は行きつく間もなく、APTマニラに参戦。バルセロナの主役が日本の主役を目指す。
EPTバルセロナはHigh Rollerの誕生、復活が目立った大会でした。
次はWPTオーストラリアをWatchします。