EPTのMAIN EVENTはやはり辛かった。WSOP MAIN EVENTの今季ITM者数は2人だった一方でEPTバルセロナは5人。日本人プレイヤーのITM率は約20%(WSOP)⇨<10%(EPT)と全体的に苦戦が目立つ結果となった。価値ある勝利を手にしたのは生き馬の目を抜く都心でSurviveする猛者達!
Buy-in:€5,300
Entry : 2,294人
ITM : 328位以内
獲得賞金:€20,480
日本人最高位は港区赤坂を主戦場とする丼氏。83位で€20,480を獲得した。同氏はポーカー界では珍しい妻子持ちのガチ勢。ギャンブラーは基本的に独り身。理由は家族を経済的に養えないから。巷ではオンライン勢を中心に鉄強と言われるプレイヤーが増えているが、木原直哉プロをはじめ妻子持ちに偽物なし。家族や仲間達に支えられ、目指すはブレスレット獲得。
獲得賞金:€17,820
Motokatsu Uhara氏が107位で€17,820を獲得。絶好調ぶりは健在でEPTバルセロナでは3度目のITMとなり、獲得賞金は€30Kを超えた。この1ヶ月間は本当に充実しており、現在最も勢いのある日本人プレイヤーであると断言できる。2022年はこれで18回目のITMで同じく充実著しい北嶋隼人氏(16回)と共に日本勢の海外ライブをリードする存在となった。
獲得賞金:€15,500
HOTOKE氏が121位で€15,500獲得。同氏は渋谷発祥のポーカーコミュニティ竹虎塾の初期メンバーで国内実績多数のポーカープレイヤー。過去にJOPTの運営に携わった経験もあり、急成長した国内ポーカー市場の基盤作りに貢献。EPTバルセロナは竹虎塾の仲間達と参戦した。次のステージは背中で引っ張る。裏方から主役への舞台は整った。
獲得賞金:€15,500
Shimizu009氏が132位で€15,500を獲得。同氏は国内ランキング 20位でトップランカーの1人。去るWSOPのMAIN EVENTではDay3に勝ち上がったものの、ITM直前で涙を飲んだ。帰国後は早速JOPTで優勝。バルセロナへ欧州し、WSOPの雪辱を果たした。主要大会のMAIN戦士は日本の宝。今後もトップランカーとして日本を引っ張る。
獲得賞金:€11,730
yuta(HAKU)氏が220位で€11,730獲得。同氏は言わずと知れたSeason19 JOPT Grand Final覇者。正真正銘の国内トッププレイヤーが自身の格を確かめるべく、EPTバルセロナMAIN EVENTに参戦。見事に生還を果たした。EPTバルセロナが竹虎塾の若頭を次世代プレイヤーとして世界に羽ばたかせた。