後半戦のHigh Roller Eventは3名のいつメンがITM。Main Eventでは主役の座を新鋭プレイヤー達に空け渡したが、Buy-in額2倍のHigh Roller Eventで倍返し！世代交代は簡単でない？
Buy-in：€10,300
Entry : 530人
ITM : 79位以内
獲得賞金：€38,350
日本人最高位は21位のみさわプロ！WSOP MAIN EVENTぶりのITMは一撃5百万円超え。暗いトンネルを彷徨う中、High Roller Eventで勝負強さを発揮した。パワーソングは玉木浩二の『田園』。この度のLong Runでバルセロナの収支は大きく改善したはずだが、残ったのはMillion(=100MJPY)を逃した悔しさの念。ポーカープレイヤーである限り、常に挑戦者。みさわプロの挑戦は続く。
あるインタビューで「ブラックジャックの秘訣は？」という質問に対し、石田純一が「バーストしないことですね。」と回答したことを思い出した。
「トーナメントの秘訣は？」と聞かれたら、「かっこつけないで生き残ることですね。」と言ってみたい。
獲得賞金：€19,020
北嶋隼人氏が66位で€19,020を獲得！これで今季ITMは5回目。ITM回数は2位と2馬身差となり、ついに独走状態に入った。EPTバルセロナ開幕から2日に1回のペースでITMを果たしており、己が欧州でも実力上位であることを示した。最後のピースはLong Run。奥義「祈り」を解禁し、EPTで走り抜けることができるか。最終日まで目が離せない。ちなみに、これが2022年で20回目のITM。当サイトが存続する限り、同氏を追い続けること必至。
獲得賞金：€17,020
日本ランキング50傑のKen【KING】氏が74位で€17,020を獲得！日本が誇るHigh Rollerで結果を残した。ここもと新鋭プレイヤーを中心に鉄強と呼ばれる勝ち組プレイヤーが増えている一方、万ドルBuy-inのHigh Roller卓に座れるプレイヤーは未だ少ない。彼の後ろ姿は、鉄強たちが今後High Rollerに成長する過程に必要不可欠。大型EventでのMainやHigh Rollerでは彼の動向は常に注目。
万€のITM達成後に「悔しいー－。」って言ってみたい。
この悔しさは、ある領域に達した者のみが許される特権的感情。
