いよいよEPTも佳境に入り、日本人プレイヤーのラストスパートが始まった。#55はHirokazu Kobayashi氏の準優勝を筆頭に国内上位ランカー3人がITM。バルセロナを舞台としたドラマは最後の最後まで見逃せない。
Buy-in:€2,200
Entry : 333人
ITM : 47位以内
獲得賞金:€79,080
Hirokazu Kobayashi氏が準優勝で€79,080を獲得!同氏は生涯獲得賞金US$500K超の国内30傑であり、日本が誇るHigh Roller。とりわけEPTと相性がよく、獲得賞金の6割超を欧州の地で稼ぎ出している。今季のEPTバルセロナではBuy-in €25,000のHigh RollerでITMを逃したが、最終盤の#55でしっかり帳尻を合わせた。やはりHigh Rollerで鳴らしているプレイヤーは胆力と勝負所での豪運が別次元。一発1,000万円超えのITMで一気に主役に踊り出た。
獲得賞金:€8,180
つぐ兄が16位で€8,180獲得。今季3回目のITM。一般的に16位は素晴らしい成績であるが、つぐ兄は日本人最多のEPT5回優勝経験者。1百万円超えのITMの嬉しさよりFT進出を逃し優勝争いに食い込めなかった悔しさが勝った。4-Bet PotのAK<AQは痛恨。いや、最高峰のEPT終盤戦においてAQで4-Bet Potを戦うことを決断した相手を讃えるべきか。
獲得賞金:€6,190
世界を旅するトーナメントプレイヤーのあかやぎ氏が23位で€6,190を獲得。EPTバルセロナでのITMは今季3回目。€20,000のBRが一時は半壊したが、これで8割がた回復。同氏はポーカープレイヤーの現実を包み隠さず公開する国内20傑のトップランカー。YouTubeではEPTバルセロナ編を投稿。
終わって見れば国内30傑の3人がITM。
序中盤は新鋭プレイヤーの活躍が目立ったが、終盤は上位ランカーが維持と実力を魅せる展開に。