EPTロンドン2022の全入賞者をランキング形式で紹介。
同時期にAPT仁川が行われる中で、多くのプレイヤーが韓国を目指した。より厳しい道であるEPTロンドンへの挑戦を選んだ猛者たちはこの6人だ!
獲得賞金:£1,220
ITM回:1回(#43)
6位はshimizu009氏。同氏は生涯獲得賞金US$545Kの国内上位ランカーで港区系ポーカープレイヤー。直近では8月のEPTバルセロナのMain EventでITMを果たし、最高峰での日本人の活躍を引っ張った。EPTロンドン開幕前の10月前半はマルタに遠征。これから世界に羽ばたく新鋭プレイヤーは、この豊富な海外経験を持つ国内トップランカーから学ぶことは多いだろう。
鬼門のMAIN EVENTは渋谷・港区系ポーカープレイヤーの圧勝!ITM 5人中4人がCity派!全員がEPT初入賞と台頭する新鋭達を見よ【EPTバルセロナ】獲得賞金:£5,750
ITM回数:2回(#9、#41)
5位はmickun。同氏は2年連続でWSOP Main Event日本人最高位を獲得した国内ランカー。2022年は日本人唯一のDay6に進出。82位でUS$86,000を獲得した。初のロンドンは盟友であるポーカー名人戦タイトルホルダーのほりけん名人/朱雀と参戦。ミニマムITMが少なく、驚異のLong Run率を誇る彼は自身の持ち味を発揮。初参戦にしてEPTのFTを経験した。多くの若手実力者はAPT仁川を選んだ。その中でEPTを選んだ彼とそのチャレンジ精神を賞賛したい。
国内50傑の北嶋隼人氏とmickunがファイナルテーブルで共演!ロンドンの地でも日本人プレイヤーが席巻!【EPTロンドン】 【WSOP2022】完全版:日本人獲得賞金10傑獲得賞金:£10,990
ITM回数:2回(#35、#41)
4位は北嶋隼人氏。同氏はJOPT優勝経験のある国内外で活躍するポーカープレイヤー。本業は経営者。数ある大会の中で3大メインツアーが主戦場であり、当ブログではお馴染みの御仁。日本人獲得賞金額はWSOP 21位/*約200人、EPTバルセロナ 2位/*31人とメジャー大会における国内勢の活躍を牽引(*母数はITM人数。×日本人参加者)。ロンドンでは2度のITMを果たし、2022年の3大ツアーITM回数が17回に達した。
国内50傑の北嶋隼人氏とmickunがファイナルテーブルで共演!ロンドンの地でも日本人プレイヤーが席巻!【EPTロンドン】 日本人獲得賞金ランキング:1位-10位【EPTバルセロナ】 【WSOP2022】完全版:日本人獲得賞金30傑:21位-30位獲得賞金:£13,480
ITM回数:2回(#19、#32)
3位は彦坂啓介氏。同氏はEPTが主戦場のポーカープレイヤー。本業は映画俳優。俳優業の合間にEPTのMain Eventに出場する独自のスタイルを貫く。多くのプレイヤーがAPT仁川を目指す中、彼が向かったのはEPTロンドン。本遠征ではEPTツアー初のFTを経験。#32で準優勝を果たし、EPTプレイヤーとしての箔をつけた。
ちなみに「俳優×ポーカー」属性の国内100傑は彦坂氏とGackt氏のみ。今後は多くの著名人がポーカー界に参入することが期待されるが、時代が進んでも偉大な先駆者を忘れてはならない。
獲得賞金:£14,530
ITM回数:3回(#1、Main、#35)
2位はMasaaki Maruyama氏。同氏は8月のEPTバルセロナで海外デビューを果たした新鋭プレイヤー。彼の活躍は今大会最大のサプライズとなった。この新鋭プレイヤーは日本人最多のITM3回、日本人唯一のMain Event入賞を果たし、獲得賞金日本人2位の座に就いた。実はデビュー遠征のEPTバルセロナでMain Eventに出場をしており、並みの新鋭でない事は分かっていた。2度のEPT遠征でポテンシャルを示した。未来の国内ランカーの活躍に期待したい。
鬼門のMain Eventでは2022年デビューの新鋭Masaaki Maruyama氏が唯一の生還!【EPTロンドン】獲得賞金:£31,450
ITM回数:1回(#30)
EPTロンドンの日本人賞金王はYasuhiro Waki氏!同氏は8月のEPTバルセロナに続き、2冠を獲得。同氏はMiddle Stakes(USD2,000)~High Roller(≫USD25,000)を主戦場とするポーカープレイヤー。現在、絶好調でここ3ヵ月で獲得した賞金総額はUS$300,000超!今大会はBuy-in £3,000、Entry 466人のMystery Bounty(#30)で6位入賞の一撃で£31,450を獲得し、獲得賞金1位となった。
1発のホームランが10発の単打に勝り、勝者は全体の1割に満たないのがトーナメントの世界。厳しい世界で生き残った彼は本物。EPTロンドン終幕後はWSOPEに参戦中。勝っても満たされることのない、その乾きが彼の強さの本質かもしれない。
EPTロンドン編・完!
「挑戦する姿」を伝えるのが当ブログのモットー。より厳しい道を選んだ皆様に心より敬意を表します。