チェコ・ロズヴァトフで日本人プレイヤー達が大活躍!
WSOPでお馴染みのColossus。本EventはDay1はa-fの6つ。参加費は比較的リーズナブルだが、Entry数が大きくなりやすいことが特徴。今大会はのべ2,982人のプレイヤーが参加。Buy-in €550ながら優勝賞金は€170Kと小規模なHigh Rollerトナメ並みのプライズ!一攫千金が狙える人気トーナメントで今大会最多の日本人6人がITM!
Buy-in:€550
Entry : 2,982人
ITM : 360位以内
獲得賞金:€6,948
ITM回数:1回(#5)
林檎氏が日本人最高位の21位で€6,948を獲得!今大会2人目の百万円超のITMを達成!同氏は国内でディーラー、モデルとして活躍するポーカープレイヤー。You Tubeチャンネル「ポカ猫」の主要メンバーとして活動をしており、今年はWSOPやAPPTに参戦した。
自身の誕生日にDay1 eに参戦。782人中5位の好成績で、Day1を突破し、記念日に花を添えた。Day2は日本人2位、全体13位の好位置から開始。友人達にほどこされた「Happy Birthday」のボディペイントを身にまとい、Day2を戦った。後半戦は友人が林檎氏の戦いをライブで音声配信。彼女のHJからA9oで3Betをするアグレッシブな姿はリスナーの心を打った。フロップは739のツートーンボード。林檎氏のトップヒットでのフロップAIに対し、フランス人プレイヤーYann Lormel氏がJTsのツーオーバーフラッシュドローストレートガットでタフコール。張り詰めた緊張感の中、ターンJ、リバーTが落ち、Yanh Lormel氏に軍配が上がった。
真の勝負は常に一瞬で紙一重。この経験が彼女の更なる飛躍の糧となることは間違いない。日本人女性初のブレスレット獲得は挑戦する者にのみチャンスが与えられる。
獲得賞金:€2,249
ITM回数:1回(#5)
ポカニト氏が64位で€2,249を獲得。同氏はWSOPでITM経験のあるニート系ポーカープレイヤー。キャッシュゲームが主戦場のプレイヤーであるが、ヨーロッパ遠征中にWSOPEが開催された縁があり、急遽参戦。
270人が参加したDay1Bをチップリ―ダーで通過。公式レポートに大きく取り上げられ、その存在が一気に世間に知れ渡った。Day2は日本人1位、全体6位のスタックで開始。本人としては満足のいく最終順位とはならなかったが、トーナメントプレイヤーとしてのポテンシャルの高さを見せた。
獲得賞金:€1,636
ITM回数:2回(#3、#5)
ぷるる氏が92位で€1,636を獲得。同氏はサイコな見た目が特徴的な大阪のポーカープレイヤー。
#3で今大会初のITMを果たした足で#5 ColossusのDay1 bに参戦。Day1を突破すると共に、1日で2 ITMを確定させた。Day2は日本人5位、全体244位/360人のスタックで開始。序盤からブラフが冴え、順調にチップを増やした。中盤戦でAAが44に割られる不運に見舞われ、スタックが半壊。その後は粘りのポーカーを続け、最終的には日本人3位、全体92位とDay2開始時から順位を多く伸ばし着地した。
獲得賞金:€1,145
ITM回数:1回(#5)
中村多聞氏が238位で€を獲得。同氏は「ポラえもん」の愛称で知られるポーカープロで国内10傑のトップランカー。ここもと不調に陥っており、EPTロンドンで結果を残せなかったことを機に人造人間16号風にイメチェン。WSOPEの序盤戦も思い通りにいかず、側頭部にバツ印の刈上げを追加した。
背水の陣で挑んだ#5 ColossusではラストチャンスのDay1 f突破と共にITMを確定させ、24連続ノーインマネの呪いから脱却した。勝っても負けても明るい話題を提供する新生「ポラえもん」の今後の動向は要注目だ。
獲得賞金:€1,000
ITM回数:3回(#3、#4、#5)
Yasuhiro Waki氏が298位で€1,000を獲得。同氏は国内上位ランカーで現在最も海外トーナメントで活躍をしているポーカープレイヤー。直近の成績はEPTバルセロナ、EPTロンドンで日本人獲得賞金2冠。
WSOPEも絶好調。序盤戦にもかかわらず3回のITMを達成し、日本人最多ITMを爆走。#5 ColossusではDay1 dを突破し、日本人3位、全体88位の成績でDay2を開始。今回はLong Runとならなかったが、着実に獲得賞金を積み上げ、日本人賞金王3冠の視界良好。
獲得賞金:€1,000
ITM回数:1回(#5)
ちなてぃ氏が347位で€1,000を獲得。同氏はアイドル出身のポーカープレイヤー。2022年10月に韓国で海外トーナメントに初参戦。見事ITMを果たし、海外プレイヤーとしてデビューした。WSOPEにはPGC(Poker Girls Collection)で優勝し、ポカ猫として参戦。
#3ではあと10人でITMという場面で涙を飲んだが、#5 Colossusは日本人6位、全体319位(/360人)の成績で執念のDay1 d通過。既にITMを達成しているポカ猫のこころ氏、林檎氏と肩を並べた。自身のトーナメント終了後は同志の林檎氏のサポートに注力する姿が印象的だった。
6人のITMはAPT、APPTを除けばWSOP以来!
5つのEventを終了して、のべ12個のITM。WSOPEは盛り上がってます!