2022年最後の3大Main Tourが終了。極寒のプラハに50名弱の日本人プレイヤーが終結し、22人がITMを果たした。
大会の締めくくりとして、全ての日本人ITMプレイヤーを3回に分けて紹介。
今回は獲得賞金ランキング10位-16位!
ITM回数:1回
獲得賞金:€1,810(+Bounty €10,000獲得)
※公式ITMは€1,810だが、Mystery Bounty €10,000を50%で傾斜配分。獲得賞金を€6,810とした。
10位は、しょう氏。同氏は2022年デビューの新鋭プレイヤー。デビュー初年度はWSOP、EPTプラハに参戦。そして、結果を残した。プラハで果敢にもMain Eventに挑戦し、Day2へ進出。Feature Tableにて欧州トッププレイヤー達と堂々と戦う姿を披露した。惜しくもPokernewsデビューはお預けとなったが、何ものにも代えがたい経験や絆を得た。デビュー2年目は更なる躍進が期待されるプレイヤーだ。
ITM回数:1回(#17)
獲得賞金:€5,440
11位は、しまじろう氏。同氏は2021年デビューながら、2022年に頭角を現した期待の新鋭。ハイレベルな新進気鋭で形成される「みさわチルドレン」の一角であり、非常に勢いのある若手プレイヤー。今回のプラハは少しほろ苦い経験となったが、必要な投資と判断。この前向きな思考と謙虚な姿勢は彼の計り知れないポテンシャルを表象する。現在、国内ランク130位。2023年は間違いなく100傑入りを果たしているはずだ。
ITM回数:1回(#52)
獲得賞金:€5,360
12位は中村多聞氏。同氏は日本のポーカーの最前線を走る国内10傑で生涯獲得賞金は1.5億円を超える。EPTは8月のバルセロナに続く参戦で、プラハでは#52の6-MaxでITM。FT手前の10位入賞となったが、常に大爆発を期待させるプレイヤー。波乱万丈となった2022年をEPTプラハで締めくくった。
ITM回数:2回(#21、#36)
獲得賞金:€5,100
13位はエンペラー氏。同氏は日本のポーカー界を牽引する国内100傑の1人。意外にも初のEPT参戦となったが、#21では挨拶代わりのFT進出。惜しくもトロフィーは逃したが5位という好成績を収め、欧州でも実力とカリスマ性を大いに発揮した。Main EventはDay2に進出。2つのITMは日本人5位タイの成績。日本の皇帝が欧州で華々しいデビューを飾った。
ITM回数:1回(#17)
獲得賞金:€4,730
14位はラスワン氏。同氏は国内大型大会で3度の優勝(JOPT2回、WPT Tokyo1回)を誇る強豪プレイヤー。EPTには8月のバルセロナに続き2回目の参戦。High Roller仲間との旅を楽しみつつ、自らは#17でITMを果たし、日本人14位に輝いた。Main EventはDay2に進出。着実に海外実績を伸ばした。
ITM回数:1回(#39)
獲得賞金:€2,340
15位は、としとしとし氏。同氏は2021年のJOPT Main Eventで優勝経験のあるポーカープレイヤー。今回のプラハ入りは20年ぶりの海外渡航。そして、海外トナメ参戦は自身初。プラハでは国内ランカー達と過ごす機会に恵まれ、掛け替えのない経験を得た。Main Eventに参戦し、Day2に進出。#39でEPTプレイヤーとしての足跡を残し、日本人15位に輝いた。
ITM回数:1回(#39)
獲得賞金:€2,040
16位はYasuhiro Waki氏。同氏は生涯獲得賞金500KUSD超を誇る国内ランカー。直近のEPT Main Tourでの獲得賞金はEPTバルセロナ€196,850(日本人1位)、EPTロンドン£31,450(日本人1位)と、文字通り日本人プレイヤーを牽引した。2022年は7つの国を巡り、17回のITMを達成。国内上位ランカーの中でも無類の積極性を見せた。このペースが続けば、来年は国内20傑入りの最右翼であり、10傑入りも不可能ではない。
10-16位は国内ランカーと新進気鋭の饗宴!
全員がMain Eventに挑戦しており、日本のポーカー界の未来は明るい!