約2週間に及んだEPTパリが終了。
初のEPT開催となった今大会は想定エントリー数を超える大盛況となり、日本からは40名近いプレイヤーが参戦した。
今大会の総括としてITMした全20名を紹介。第一弾は11位ー20位を発表！
獲得賞金：€6,860
ITM回数：２回（＃26、＃32）
あき氏が11位。同氏は国内で実績を持つ現役大学生プレイヤー。
満を持して遠征した欧州屈指の首都で生涯初ITMを記録。自身初の世界の舞台では2戦2勝、EPTプレイヤーとして順風満帆のスタートを切った。今大会は40名前後の日本人プレイヤーが参戦したが、複数ITMを果たしたのは8名のみ。
世界で戦えることを知った新鋭が、次に舵を切るのは「世界」か「国内」か。花の都で誕生した新たな才能を祝福し、彼の行く末に注目したい。
獲得賞金：€5,200
ITM回数：1回（＃12）
12位はKen【KING】氏。同氏は生涯獲得賞金US$350,000超の国内50傑。
昨年は積極的に海外ツアーに参戦し、国内勢を牽引した。まだ海外経験の浅い新鋭に対しては経験豊富な先輩としてアドバイスを送り、日本ポーカー界の底上げに貢献。個人としては去る12月のEPTプラハ＃48では500万円超（EUR37,260）の賞金を獲得した。
今大会はFENDIを中心としたコーディネイトで、気心知れない仲間たちと花の都パリを満喫した。
獲得賞金：€3,440
ITM回数：1回（＃13）
13位はTOMOYUKI氏。同氏はJOPTで3回の優勝を誇る国内タイトル実績多数のポーカープレイヤー。
昨年はWSOPに参戦し、自身初の万ドル超え（US$25,350）を経験。また同大会では国内上位ランカーの北嶋隼人氏とTag Teamに参戦した
EPTパリは欧州旅行の最終目的地として参戦。見事ITMを果たし、自身の旅を最高の形で締めくくった。
獲得賞金：€2,350
ITM回数：2回（＃32、36）
あお氏が14位。同氏は2022年のWSOPで海外デビューを果たした現役大学生ポーカープレイヤー。
大学生にして2度目の欧州遠征となったパリでは2度のITMを果たし、EPTプレイヤーとしての名声を確実に積み上げた。今大会では、なんとMain Eventに参戦。若くして挑戦を繰り返す、このZ世代にポーカー界の未来を託したい。
獲得賞金：€1,860
ITM回数：1回（＃1）
15位はMuneatsu Matsumoto氏。同氏は今大会で生涯初ITMを記録し、パリの地で海外デビューを果たしたポーカープレイヤー。
開幕戦の＃1で日本人唯一のITMを果たし、これから始まる日本人プレイヤー躍進の口火を切った。
獲得賞金：€1,720
ITM回数：1回（＃26）
16位はHideyo Yoshimiya氏。（17位のTORU POKER氏と獲得賞金は同額だが、＃26の最終順位を鑑み16位とした。）
同氏は＃26で生涯初ITMを記録し、今大会で海外デビューを果たしたポーカープレイヤー。パリが生んだ2023新鋭が今後どのような飛躍を魅せるか期待したい。
獲得賞金：€1,720
ITM回数：1回（＃26）
17位はTORU POKER氏。同氏は2021年のWSOPで海外トーナメントデビューを果たしたプレイヤーで、主戦場は欧米の3大ツアー。新鋭プレイヤーながら、US$5,000ー10,000のトーナメントを戦う実力者でEPTモンテカルロ（2022）MainEventでのITMを経験している。
世界の最前線に挑む彼の動向は要注目だ。
獲得賞金：€1,100
ITM回数：1回（＃32）
さこくんが18位。同氏は2022年のWSOPで海外デビューを果たしたポーカープレイヤー。
今回のEPT参戦は自身2度目で、昨年のバルセロナでは3 ITMを達成し、計€15,590の賞金を獲得（関連記事参照）した。またAPT仁川で自身初の海外トーナメント優勝を経験した。
本年は長期でWSOPに参戦予定。若手経営者の飽くなき挑戦は続く。
日本人獲得賞金ランキング：11位-20位【EPTバルセロナ】 
獲得賞金：€850
ITM回数：1回（＃32）
19位はYasuhiro Waki氏。（20位のΦ氏と獲得賞金は同額だが、Buy-in額の高い#32でITMしたWaki氏を19位とした。）
同氏は生涯獲得賞金がUS$500,000を超える国内上位ランカー。昨年は数々の海外トーナメントに参戦。EPTバルセロナ・EPTロンドンでは日本人獲得賞金ランキング1位となり、国内勢を牽引した。
本年も当サイトは彼の動向を追っていくことになるだろう。
日本人獲得賞金ランキング：1位-10位【EPTバルセロナ】
日本人獲得賞金ランキング1-6位【EPTロンドン】 
獲得賞金：€850
ITM回数：1回（＃36）
20位はΦ氏。同氏はロンドン在住の欧州系プレイヤー。
ご近所のパリで開催されたEPTに参戦し、#36で自身初となるITMを記録。海外トーナメントプレイヤーとしてデビューを飾った。モンテカルロやバルセロナで予定されているEPT Main Tourでの再登場が期待される。
