ブームやムーブメントは自然発生的に起こるものではない。
実際は、誰かの手によって引き起こされているものだ。
現在、日本ではMix Gameが静かなブームとなっている。その立役者ともいえる2人のプレイヤーが聖地ラスベガスでITMを果たした。
Buy-in:US$1,500
Entry : 1,143人
ITM : 172位以内
獲得賞金:US$17,236
ITM回数:1回
WSOP2022実績:日本人109位
負野智光氏が10位でUS$17,236を獲得。同氏は生涯獲得賞金US$185K超の国内100傑であり、YouTubeでポーカーバラエティオーノ塾を主宰するポーカープレイヤー。
国内でMix Gameの普及に力を入れる同氏は、WSOP2023ではMix Gameに積極的に参戦。#17では常に全体の上位に位置し、Day3に進出。最終的にはFT一歩手前の10位に到達した。イベント後の彼のツイッター投稿には多くのコメントが寄せられた。
ポーカーはギャンブルなのか、チップの奪い合いなのか、マインドスポーツなのかという議論は尽きない。一方で彼はポーカーを手段と捉え、長い時間をかけてコミュニティを形成した。どちらに価値を置くかは、その人次第だが、管理人は後者を支持したい。
獲得賞金:US$9,202
ITM回数:1回
鎧いつ子氏が21位でUS$9,202獲得。同氏は日本のMix Game界の中心人物の1人であり、国内でMix Gameの普及に努める傍ら、海外ではアメリカを唯一の戦いの場とするポーカープレイヤー。
2016年がWSOP初ITMであるベテランでもあり、当時からMix Gameを中心とした数々の実績を持つ。#17では長丁場の戦いを見事に戦い抜き、最終日であるDay3に進出。21位の好成績を残し、後に続く日本のMixプレイヤー達の船頭となった。