2024年の三大ツアー初戦はEPTパリ!
EPTのパリ開催は2023年が初で、今年は2度目の開催となる。
今までのEPTの主要な開催地はバルセロナ・プラハ・モンテカルロだあったが、今後はパリも主要な大会に名を連ねそうだ。
そんなEPT Parisに初日から日本より10名を超えるプレイヤーが集結。開幕戦で8人の日本人プレイヤーがITMを果たした。
2023年EPTパリ大会のまとめはこちら
Buy-in:€1,100
Entry : 4,149人
ITM : 619位以内
獲得賞金:€8,710
ITM回数:2回(#1、#2)
日本人最高位はしょう氏。4,149エントリーの中、50位となり、€8,710を獲得。
同氏は2022年デビューの新鋭プレイヤーながら、積極的な3大ツアーへの参戦を展開。EPTパリは2年連続出場となり、2023年はMain EventでITMを果たした。同氏と世界のトッププレイヤーとの激戦は、しばしばPokernewsに取り上げられる。アメリカのトッププロSteve O’dwyer(生涯獲得賞金US$39.8M:2024年2月20日現在)との激戦は覚えておきたい。
2023年のPoYは46位。2024年はプレイヤーとしての更なる躍進と日本人獲得賞金ランク100傑入りが期待される。
獲得賞金:€6,580
ITM回数:1回
Yamase Kenji氏が93位で€6,580を獲得。同氏は2022年と2023年にWSOPに参戦し、ITM経験のあるポーカープレイヤー。2024年は挑戦の地を北米から欧州に拡大。
Day1の成績は日本人6位、全体394位。Day2では最終的に日本人2位、全体93位まで順位を伸ばした。WSOPプレイヤーがまたひとり欧州に挑戦。更なる飛躍を期待したい。
獲得賞金:€5,750
ITM回数:1回
J O E氏が110位で€5,750を獲得。同氏は国内上位ランカーで、生涯獲得賞金が2億円超。欧州を主要な狩場とし、2023年にはEPTパリとモンテカルロ大会で優勝。今や欧州で最も有名な日本人プレイヤーの1人として名を馳せている御仁。
Day1では日本人1位、全体5位で通過し、4,149エントリーの大型大会を牽引。FPS Main Eventでの2年連続の優勝は逃したものの、110位の好成績で貫禄のITMを果たした。
獲得賞金:€3,300
ITM回数:1回
ラスワン氏が224位で€3,300を獲得。同氏は2023年のPoY(Player of the Year)に輝き、今や国内6席の日本を代表するポーカープレイヤー。そして、High Rollerの住人。
Day1では日本人3位、全体49位で通過。Day2はリスクを厭わず、果敢なプレーを魅せた。平場のプレーを終えた彼は、その足でいつも通りHigh Roller卓へ向かった。
獲得賞金:€3,300
ITM回数:1回
かなやん氏が269位で€3,300を獲得。同氏は2022年の欧州在住のポーカープレイヤーで、初ITMがEPT大会(2022モンテカルロ)優勝という経歴を持つ。
スイス在住という地の利を活かしEPT Parisに参戦し、無駄なくITMを達成。日常における週末の中、パリを満喫した。
獲得賞金:€2,850
ITM回数:1回
しまじろう氏が318位で€2,850を獲得。同氏は国内外で活躍をするポーカープレイヤー。2021年にJOPTで優勝し、その後は活躍の幅を世界に拡げており、ポーカープレイヤーとしての成功モデルを歩んでいる。
Day1では4,149エントリーの中で日本人2位、全体18位で通過。持ち前のアグレッションで欧州プレイヤー達を圧倒した。今大会で更なる活躍が期待される。
獲得賞金:€2,850
ITM回数:1回
Tokuya Shuto氏が348位で€2,850を獲得。同氏は2022年デビューの新鋭プレイヤー。2023年はWSOPに参戦し、3つのITMを達成。
今大会では開幕戦で早速ITMを果たし、自身初の欧州ITMを記録。世界で戦える実力があることを示した。デビュー間もないため、情報が少ないプレイヤーであるが、これらの活躍ぶりを見る限り、情報解禁となるのは時間の問題と思われる。
獲得賞金:€2,490
ITM回数:1回
ちょめ氏が367位で€2,490を獲得。同氏は生涯獲得賞金額が1,000万円を超える女性ポーカープレイヤー。2023年はAPT仁川で海外トナメ初優勝、APT台北でBest Live Cash更新(US$40,587)するなどの活躍で PoY51位に躍進。
2024年はEPT Parisの開幕戦で見事ITMを果たし、自身初の欧州ITMを達成。花の都パリで欧州プレイヤーとしてのデビューを飾った。